地震などの災害時、台風など異常気象での停電時に備えて、また車中泊やキャンプの時にも使いたいとアンカーの大容量ポータブル電源「anker757」を買ってみたけど、『他のにすればよかった。』と後悔したので、これから購入しようとしているあなたに向けて、「どんな感じなのか。」「なぜ買わなければよかったと思ったのか。」という購入して使ってみないとわからなかった情報をおすそわけです。
それでは、さっそく〜
【不具合】使ってわかったアンカーのポータブル電源は買わない方が良い理由
結論から言うと
から買わない方が良いです。
アンカーのポータブル電源の充電方法は3つある
- 【家で充電】コンセントからの充電
- 【車で充電】車のシガーソケットからの充電
- 【どこでも充電】ソーラーパネルからの充電
で、災害時、停電時、車中泊やキャンプ時などで充電したい!となると、一番使うのが3番のソーラーパネルからの充電ですよね。
私も太陽光で電気が作れると期待して購入しました。
もちろん、アンカー純正のソーラーパネル(625 Solar Panel)も一緒に。
アンカーのポータブル電源は、ソーラーパネルで充電できない!?
事前に設定などは必要なく、本体にソーラーパネルを接続すると簡単に充電することができるのですが、ある日は20分後に、ある日は1時間後に、いきなり『カラカラカラカラ』という大きな異音がなって、充電ができなくなるという不具合が発生します。
どれぐらい頻繁に発生する現象なのか?
という答えは、
です。
困ったので、アンカーに問い合わせてみると、
そういう仕様です。
正常です。
とのことでした。
最近、アマゾンのレビューでも同じような症状の方の口コミがアップされているので、私だけではないよう。
カラカラと音がなりだして充電が停止するのですが、その際、コードを外して付けなおすと、また充電をし始めます。
充電中は、ずっとポータブル充電器の横に居られれば良いのですが、それはちょっと無理。ですよね。
ちなみに、
- 1番の家のコンセントに繋ぐと、爆速で充電できます。
0%から100%になるまでの充電時間は、1時間ぐらい。 - 2番の車のシガーソケットに繋ぐと、0%から100%になるまで9時間以上かかります。
ということで、
私はもう買いたくない。
高額なのに使えないって、悲し過ぎる。。。
それ以外のデメリットは「重たい」ぐらいで、ソーラーパネルの充電ができたら最高な商品なのですが、、、残念ながらおすすめしません。
ということで以上。
と、ここで終わりたいところですが、一応色々試してみたので、実験結果を残しておきます。↓
ご参考になれば。
ソーラーパネル1つでどれぐらい充電できる?【試してみた】
ソーラーパネルは3つまで一緒に取り付けて充電することができるのですが、金額も高すぎるし、嵩張るので1つしか購入しませんでした。
では、実験結果をどうぞ。
晴れの日にベランダで充電してみた
空の様子。
マンションのベランダだと遮るものもあるし、角度も微妙なので、
26wぐらいしか出ない。
晴れた日に遮るものがない場所で充電してみた
太陽が当たるところに持っていくと、
62w
ただ、途中でカラカラ音を立てて、充電できなくなるので、さらに手間と時間が。。
フレキシブルソーラーパネルを使ってベランダで充電してみた
ちなみに、純正ではないRENOGYのフレキシブルソーラーパネルを使って充電してみると、
69w
フレキシブルソーラーパネルは軽くて頑丈なので、立てかけたり吊るしたり、太陽がちゃんと当たるように簡単に調節でき、使い勝手が良かったので、純正よりおすすめでした。
anker757、1台でどれぐらい日常生活が送れるの?【試してみた2】
ポータブル電源のみで、茅乃舎のだし麹鍋を作ってみました。
材料を切って鍋に投入。
さらに白菜を入れて、
蓋をして、煮込む。
IHクッキングヒーターを繋げてみると、出力が915w。
結構使いますね。
食材がくたくたになってきたら、さらに追い麹だれを入れて、ぐつぐつさせて完成!
〆のラーメンも作ってみた。
その結果、
56%が11%になりました。
つまり、
他の日常で使っている電気(冷蔵庫、ドライヤー、エアコン、洗濯、掃除機など)を考えると、1台だけでは足らないなぁ。
けど、上手く使えば電気代を下げれそう。
ただし、本体価格が16万円を超えるので、日常使いで使う場合は、電気代の元が取れるかどうか疑問。
※日常使いの検証です。災害などでの避難時や車中泊では、すごく重宝します。
車の上にソーラーパネルをつけて、充電したい。なにを買えばいいの?おすすめは?ケーブルはどれを?
車の上につける方法として、2つあります。
- フレームのソーラーパネルを取り付ける
- フレキシブルソーラーパネルを取り付ける
ちょっとわかりずらいので、わかりやすく言うと、
- フレームは、家の上などに取り付けている硬い板タイプのソーラーパネル
- フレキシブルは、ペロンペロンの簡単に曲がるもの
です。
- 車体に直接は取り付けられないので、レールをつけてからソーラーパネルを取り付けないといけない
- 車の構造が変わってしまうので、そのままでは車検に通らず、「構造等変更手続き」をしないといけない
と、すごくめんどくさい。
なので、車体に直接取り付けできて、そのままでも車検に通るフレキシブルタイプを取り付けてみるとこにしました。
購入したのはこちら↓
ケーブルの長さは、エクストレイルで合わせているので、購入する時は、あなたの車に合わせてください。
取り付け後、ユーザー車検もしてみたけど、何事もなく通ったのでご安心を!
取り付け方法
車を傷つけないために、磁石をつけて紐で固定をとも思ったのですが、先人の方々の情報を見ていたら、磁石だと1年も経たないうちに車体まで錆びて汚くなっているし、もし取れて後ろの車に当たったりしたらこわいなとも考え、べったりテープで貼ることにしました。
使ったのは、3つ。
べったり張り付いて離さないと話題のゴリラテープ
プロも御用達の3M車体用の両面テープ
ケーブルを保護するための防水テープ
です。
ゴリラテープは、1個では足りなかったので、最初から2個用意しておくことをおすすめします(私は、足りずに途中で中断し、雨が降ったらどうしよう状態になってしまった)。
ケーブルの接続部分を防水テープで隙間なく綺麗に保護して、
両面テープをソーラーパネルの裏側に貼って、
「強そう!これは絶対剥がれそうにないな。廃車になる時までずっと一緒だ。」と思いながらゴリラテープを、
べったりルーフにつけて完了。
車のルーフにソーラーパネルをつけて、春夏秋冬充電して分かったこと
まず一番大事なことは、
です。
なので、太陽が真上にある時は、
写真の通り72wと結構充電できますが、太陽は気持ち良いぐらい出ていても朝など太陽の角度が変わると、8wぐらいしか出ませんでした。
そして、夏は1日20Wぐらい貯まる時もありますが、冬は太陽光が弱く1日2Wぐらいしか充電しない日が続き、他の充電方法に切り替えないと全然使い物にならないという、、、辛い。
全ての結果が、うーんってなるほど微妙ですよね。。。
と言うことで、
という情報でした。
ではでは、あなたにとって良いポータブル電源が見つかりますように〜
一応こちら↓の商品。
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