湯布院の山荘無量塔(むらた)の新館『汲(Kyu・きゅう)』という部屋に宿泊したので、泊まる前に知りたかった情報を、おすそ分けです。
部屋表記は、汲(和洋室)
この部屋は、2人部屋で、入り口は急な階段、部屋には段差が多いので、安全上お子様のご利用はご遠慮いただいているとのこと。
確かに、150cmの腰より高い位置に畳があったので、そこから落ちると危ないかも。
ということでさっそく、一緒にみていきましょう!
フロント棟からの道のり(結構遠い)
フロント棟からの出口。
ここから先は、宿泊者専用。
ここまでは、宿泊しなくてもカフェなどの利用で、入れます。
屋根がある外廊下を、歩いて行きます。
階段もある。
長い緩やかな登り道。
雨が強いと濡れちゃうかもしれない廊下の先に、
お店があり、その先に、今回宿泊する「きゅう」があります。
そびえ立っている!!
とても急な階段なので、確かに子供は危ないかも。
足が不自由な方も難しそうです。
上を見上げると、緑と青空が綺麗。
きゅうのお部屋に到着!
階段を登って、玄関前に扉が。
2重玄関になっています。
上を見上げたところ。
部屋の中から見たところ。
山荘無量塔『汲(Kyu・きゅう)』の部屋は、こんな感じ
鍵は一つ。
部屋の名前入り。
玄関
玄関は引き戸。
開けた瞬間、お香の良い匂いがふわっと。
でも、一瞬だけなんです。
香りが苦手な人でも、大丈夫のようにかな?
上を見ると、隣の部屋「暁」と繋がっているかと思いきや!
多分、夕食を提供してくださる時に使う部屋と繋がっているっぽいです。
絶妙なタイミングで持ってきてくださるので、「すごいなぁ。どこから見えているのかな?」と思っていましたが、「話し声で判断していたのかな?変なこと言ってないよね?大丈夫かな?」と、不安になったので、これは、宿泊前に事前に知りたかった情報。
玄関の突き当たりを右に曲がると、
リビングルームと畳が、見えてきます。
琉球畳の小上がり(こあがり)
まずは、到着後、すぐにゴロンと横になれるタイプ。
この建物をデザインした緒方慎一郎さんが、洋風にしたいけど、ベッドじゃなく、ゴロンとゆっくりできる旅館の良さも取り入れたいと。
でも、創業者の藤林さんから、「畳で、ご飯を食べれるようにして欲しい」とリクエストがあり、どうしよう、、、となり、最終的に、
ご飯の時は、テーブルが、上がってくるという、ちょっとエンターテーメント的な小上がりになっています。
面白いですね!
最終形態。
ちなみに、この部屋をデザインした緒方さんは、もともと、食器など食に関するデザイナーで、むらたで使っている食器も、緒方さんが代表を務めている「シンプリシティ」の食器が多く使われています。
見た目も綺麗で、持ちやすく、口に触れた際も、口当たりの良い食器の数々。
楽しみに、行ってみてください!
畳の下には、段差を生かして、棚になっています。
冷蔵庫や食器類が、置いてあった。
冷蔵庫の中身は次の記事で
≫ 山荘無量塔のアメニティは?備品は?フリードリンクは?写真47枚で紹介
リビング
奥がリビングに。
天井が高くて、開放感があります。
リビングの全体像。
扉が2つ。
左は、ベッドルームへ。
右は、テラスへ。
このビンテージソファーに座って、
ぼけ〜と外の木々を。
緑と空の青とが綺麗で、心のデトックス。。。
夜になると、外もライトアップされ、また雰囲気が変わってきます。
テラスと池
外に出ると、ちょっとした池とテラスがあります。
が、暖かい季節は、虫が多いので、苦手な人は、開けない方が良いかも。
少量の水が、絶えず流れていた。
このコケは、造作なのかな?
ベッドルーム
ベッドルームは、この扉の先に。
扉を開けると、小さな机が!
テレワークも、できそうですね。
机の上には、BOSEのプレーヤー「Wave music system III」が置いてあり、CDも2枚置いてあった。
他のCDが聴きたい時は、フロントに言えば、貸し出しも可能。
右を見ると、ベッドルーム。
奥から見たところ。
写真に書いてある通りだけど、左の扉はリビングへ。真っ直ぐは客室露天風呂へ。
セミダブルベッドが2つ。
マットレスは、シモンズ。
硬すぎず、柔らかすぎず、寝心地良し。
横になって天井を見上げたところ。
写真で見るとそうでもないのですが、この窓から見える緑が綺麗で。
朝起きた時に「うわ〜!!なにここ!!素敵!!」と、感激しました。
夜は、こんな感じ。
洗面室
では、右の扉を開けてみましょう!
おしゃれ空間。
2人部屋で、一人一人に独立した洗面台がある。
クローゼットも、一人一つ。
アメニティの紹介は長くなるので、別の記事に。
≫ 山荘無量塔のアメニティは?備品は?冷蔵庫の中は?写真47枚で紹介
先へ進むと、左側にシャワーなどの洗い場、右側はトイレ。
トイレ
トイレは、小さいタイプでした。
客室露天風呂
ここまでは、室内。
桶(おけ)と手桶。
扉を開けて、
半露天風呂。
扉は、全面開放できます。
上を見ると、青空と緑が綺麗。
夜は、外もライトアップされて、良い雰囲気。
もちろん、源泉かけ流し。
とろみを感じるまろやかな肌触りで、アトピー肌でも痛くなかったです。
ちなみにムラタには、大浴場はありません。
が、ここまで大きなお風呂を独り占めできるので、良いですよね。
汲に泊まって、困ったこと2点
宿泊中困ったので、2つだけ紹介しておききます。
お風呂に主がいる
石色にカムフラージュした、大きなヤモリが、いつもいました。
時には、お風呂の枠の、木の部分まで近づいて来ていて。
苦手な私は、(木枠に)頭を乗せてゆっくりするだなんて、とんでもない。
ずっとどこにいるかを監視しながら、入っていました。(見たくないけど、どこにいるかわからないと恐怖という心理。)
夜だけではなく、昼も、朝も、ずっといらっしゃるので、ずっとビクビクです。
私は秋に泊まったのですが、他の季節はどうなんだろう。
温泉で1年中暖かそうなので、あなたも苦手なら、ご注意を。
湿気がすごい
上記した通り、ベッドルームとお風呂が繋がっています。
で、悲しいことに、ベッドが湿っていました。
湿気を取ろうと、エアコンを冷房から除湿運転に切り替えてみると、すごくきつい匂いが!
これは無理だと、冷房に戻し、温度を下げてみましたが。。。
朝起きると、アトピーとダニアレルギー持ちで、すごく肌が弱い私は、身体中にぶつぶつができていました。
ということで、旅行先で使えて、肌に悪いものが入っていないダニ忌避スプレーを、すぐにAmazonでポチりました。
これ以降の旅行は、到着後すぐにスプレーをしているので、畳に布団を敷いて寝た時以外は、ぶつぶつが出ていません。
以上、山荘無量塔の新館・汲の部屋紹介でした。
長くなってしまったので、アメニティーや室内の設備等は、次回に続く。
山荘無量塔は何位かな?
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