由布院御三家の一つ「由布院 玉の湯」に泊まってきたので、泊まる前に知りたかった情報をおすそ分けです。
ちなみに由布院御三家とは、
- 美食の「由布院玉の湯」
- 個性の「山荘無量塔(むらた)」
- 風情の「亀の井別荘」
の3つの宿のこと。
私が宿泊した後の由布院玉の湯の印象は、緑に癒される宿。
部屋から見る緑も気持ちが良かったけど、宿泊者全員が同じ景色を見ることができる「外風呂の露天風呂」も最高でした。
目からは草木の緑と空の青、耳からは木々のせせらぎと鳥の鳴き声。体は温泉に包まれて。。。これ以上癒されたことがないと思う程の空間でした。
美食かと言われると、
由布院玉の湯は、素材を生かした田舎料理です。
体が喜ぶ美味しい料理ですが、高級宿だしと洗練された料理をイメージして泊まると、「あれ?」と思うかもです。
私は、由布院玉の湯の朝ごはんが大好きで、季節によって変わる命のスープが、感動するほど美味しくて、日本一の朝食だと思っています。
宿泊後にも心温まる手書きのお手紙を送ってくださったり、1度泊まれば「また、行きたい」と思える宿、間違えなし。
観光のカリスマとも言われる、溝口薫平会長の直筆メッセージ。
それでは、早速みてみましょう!!
到着
チェックイン時間は、14時からでしたが、13時ぐらいに到着しました。
理由としては、チェックイン前にちょっと由布院の街を散歩したいな〜と思って。
由布院玉の湯は、由布院駅から金鱗湖まで続く、お土産やさんやお店が並んでいる、一本外れた便利だけど静かという、最高の立地にあります。
宿泊者専用駐車場に車を置かせてもらって、由布院の街をぶらぶらっと。
お昼は、由布岳一望のカフェ湯布院千家でいただきました。
その様子は後日アップします。
湯布院千家から、由布院玉の湯は、川沿いを10分ほど歩けば着きました。
天気が悪いけど、、、のどか。
右側の雲に隠れているのが由布岳です。
入り口は屋根がある所↑かと思ったのですが、そこはお食事処とのことで、宿泊はこちらの小道から。
由布院玉の湯は、お寺の保養所から始まったとのことなので、俗世から抜けて静かに心を癒す的な意味があっての小道なのかなぁなど考えつつ。中に進んでいきます。(実際は違うと思う。)
チェックイン
玄関、こちらから入ります。
フロントで、自動アルコールスプレーでシュッと消毒をして、検温をして、ちいさなロビーへ。有名なお庭を見ながら、しばしゆっくり。ウエルカムドリンクを。
お茶うけは、「由布院といえば」「玉の湯といえば」の柚子ねり。
甘すぎず、美味しい。
チェックインもこちらで。
名前と住所を書いて…など無粋なことは一切なく、旅館の説明と夕食のメインディッシュの希望を聞くだけ。
私たちは、「和牛の炭火焼」と、由布院玉の湯では新しいメニュー「姫島車エビのしゃぶしゃぶ」を選択。
連泊すると、2日目は牛しゃぶなど違うメインに。
詳細は、夕食編で。
ちなみに由布院玉の湯は、夕食も朝食も長い間メニューが変わっていません。
『由布院玉の湯に行けば、これが食べれる。いつもと変わらない味。帰ってきた。』と思わせてくれるのですが、いつも一緒なんだ。。。と思う人もいるかもしれないので、一応お伝えを。
サインは、「コロナ対策をしていますので、守ってくださいね〜」という誓約書のみ。
この旅館に泊まる前に、奥日田、長湯温泉と2軒の旅館に泊まったけど、「コロナ対策って、アルコールスプレーを受付に置いておくだけでいいの?なんかモヤモヤするなぁ。」という気持ちになりっぱなしでしたが、この由布院玉の湯では、一切そういう負の気持ちになりませんでした。
私が見たり感じた『由布院玉の湯のコロナ対策』
- 宿泊者がみんなで入れる通称『外風呂』は、5人までの人数制限あり
- 食事は、部屋食か個室
- 基本的に人と合わない
- 従業員とも最小限の会話
- 持ち歩けるアルコールスプレーを宿泊者にプレゼント
部屋は全て離れですし、源泉掛け流しの檜風呂も各部屋に付いているので、みんな出歩く必要がないため、ほぼ人に会いませんでした。
下駄が他の宿泊者と共有ということもなく、お風呂の足拭きマットも一人一人新しい物が使えたので、人一倍神経質な私でさえ、不快な思いは一切しなかったです。
追記:2020年、2021年、2022年と宿泊して分かったこと。
宿は対策してくれているけど、その時泊まっている方々によって『ん??』となる時があるかもです。
例えば外風呂。
『お風呂の入り口に5名以上の履き物がある場合は、ご遠慮ください。』と署名をし、口頭でも伝えられますが、続々と入ってきて、8人いたりとか。
(こじんまりしているお風呂で、5人でも混んでいるなぁと思うかもです。)
服を入れるかごが6個しか置いてなかったので、7人目の奥さまから、(私が)着替えている途中に、『そのかご空きます?』と話しかけられたり。。。もちろんマスクはしていないし、咳をしていたりして、狭い空間なので、結構。。。。
夜の談話室
このチェックインをする「ちいさなロビー」は、夜には「談話室」になります。
壁一面に並んでいる本は、ここ、由布院玉の湯にお泊まりになった作家さんの作品ばかりだそうで。
サイン入り本も数多くあるので、ぜひ探してみてください^^
『この(自分が泊まっている)部屋でも、物語がうまれたのかな?』と思って過ごしてみるのも、一興ですね。
また暖炉もあり、冬も良い雰囲気です。
前に座るとじんわり暖かくて、心地良い。
コーヒーやお茶、サブレなどを用意してくださっているので、本を読みながらゆっくりすることも。(無料です)
この日は、木の葉のサブレとコーヒーと緑茶。
日によって、置いているものがちょっと違い、それもまた嬉しい。
この日は、紅茶やフィナンシェが。
ちなみに2つ前の写真の『木の葉のサブレ』が美味しくて、当時、買って帰りたかったけど売店「由布院市」で見つけることができず。売り切れていたのかな?
2回目で念願叶って、購入できました!
そんな発見もあるので、あなたもぜひ宿泊した際には、談話室に足を運んでみて下さい^^
由布院玉の湯の館内案内地図
こんな感じです。
私が宿泊したのは、↑左下の『柚子』と、右下から2番目の『むらさき』。
由布院玉の湯は、宿泊しなくてもご飯を食べたり、お土産を買ったりと敷地内に入ることができますが、泊まらないと入れないエリアもあります。
フロントから部屋へと続く、緑に溢れた長い廊下を歩いてお部屋に到着です。
長くなったので、お部屋編に続きます。
» 由布院玉の湯その2、『柚子』に泊まったので部屋の中を写真で紹介
先にアメニティーをチェック
» 【由布院玉の湯その3】アメニティは?何か持っていくものはある?
» 由布院の露天風呂付客室がある高級旅館ランキング|全て泊まって調査した結果おすすめはここだ!
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