宮古島で、ユーザー車検をしてきました。
九州や本州でもユーザー車検をしてきましたが、すこし勝手が違って焦ったので、する前に知りたかったなぁと思った情報をおすそわけです。
それでは、さっそく〜
宮古島でユーザー車検をする時の手順
- ネット上から予約をする
- 各店舗で自賠責保険に加入する
- 運輸局に行って、用紙をもらい申請書を作成
- 運輸局の横の建物で収入印紙を買う
- 窓口に戻って書類を提出
- 検査を受ける
- 合格したら車検証をもらう
簡単に書きましたが、注目すべきなのは、「2の各店舗で自賠責保険に加入する」です。
本州や九州ならほとんどの場合、運輸局支部(車検場)の敷地内に自賠責保険を購入できる窓口がありますよね。
なので、書類については事前準備することもなく、車検場に行けば完結するのですが、宮古島の場合は自賠責保険が購入できる窓口がないので、どこかで自賠責保険に加入してから車検場に行かないと検査が受けられないという。。。
知らなかった。
焦りました。
ということで、流れを詳しくみてみましょう。
1、ネット上から予約をする
こちらは、全国どこでも同じです。
» 自動車検査インターネット予約システム(独立行政法人 自動車技術総合機構)
アカウント登録をして、あなたが行きたい日時に予約をしましょう。
2、各店舗で自賠責保険に加入する
ここです!忘れずに!
自賠責の証明書がないと車検は受けられません。
そして上記した通り、宮古島の運輸局では自賠責保険を購入することができないので、知らずに行って焦りました。
調べると近くにJAがあったので、急いで行って加入でき事なきを得たのですが、本当に焦った。
JAは、すぐに加入できて良かったのでおすすめです。
追記:以前は車検場のすぐ近くに平良店という店舗があったけど、現在は閉店したので、空港の近く(あたらす市場の裏)↓まで行かないといけなくなりました。
ちょっと遠い。
必ず車検場に行く前に加入していきましょう。
3、運輸局に行って用紙をもらい、申請書を作成
- 運輸局の正式名称:沖縄総合事務局 宮古運輸事務所
- 住所:沖縄県宮古島市平良下里1037−1
こちらで車検を受けます。
持っていく物
- 自動車検査証(↑写真の)
- 自動車損害賠償責任保険証明証(↑上記で事前加入した自賠責)
- 点検整備記録簿(「後点検します。」と伝えればなくてもよい)
- 納税証明書(通常不要、納税してすぐの場合はいる)
印鑑と書いてあるのをよく見るけど、私は使ったことがないので、いらないと思う。
現地でもらう物
- 継続検査申請書
- 自動車重量税納付書
- 自動車検査票
この3つは棚とかに置いてあるので、勝手に取るタイプ。
で、ここで洗礼が。
宮古島には検査レーンが1つしかありません。
もし壊してしまったら、何週間も島の方々が車検ができない状態になります。
そうするとかなりの損害賠償額になりますよ。
何千万円と払えますか?
それでも、ユーザー車検をしますか?
いいんですか?
と、何度もご忠告をいただきました。
つまるところ、宮古島ではユーザー車検はアンウェルカムのようで、もしあなたが私のようなノミのメンタルなら行かない方が良いかもです。
一応、もらった用紙に必要事項を記入して、
4、収入印紙を買う
収入印紙は、運輸局内の別棟で購入することができます。
指定された金額の印紙を購入して、貼り付けましょう。
貼り方は壁に「こんなふうに貼ってくださいね」と、記載があるので、ご安心を。
5、書類を提出
提出する際、再度、
本当にユーザー車検を受けるんですか?
大丈夫ですか?etc
とご忠告をいただきましたが、ごめんなさい。受けさせてください。とお願いして、
6、検査を受ける
受付の方とは打って変わって、かっこいいお兄さんがずっと横について、手取り足取り教えてくださいました(夫に)。
全て教えてくださるので、難しいことは1つもありません(夫談)。
言われたままのことをするだけ。
私が行った時は誰もいなかったので、後ろを気にすることなく、ゆっくりできました(夫より)。
ちなみに、検査中は運転する人しかレーン内に入れないので、私はずっと見学レーンから見守っていました。
車検に行く前にしておいた方が良いコト
- 洗車をする
- ワイパーを変える
- ウォッシャー液を補充、水が出るかチェック
- ウインターやライトなどが切れてないかチェック
- タイヤの溝などのチェックと空気圧充填
- できたらヘッドライトの光軸角度の調整
- 下回りも見れたらチェック
ワイパー、「もっと前に知っておけば、Amazonで半額で買えたのに!悲しい。」と思いながら、「離島って、ワイパーも高いね。」と言いつつメイクマンで購入したので、あなたは私の失敗を糧に、事前にネットで安く手に入れてくれたら本望です。
あとは、島あるあるの塩害でウォッシャー液の出が悪くなっていてので、
同じくメイクマンでウオッシャーノズルクリーナーを購入。
購入する前に、安全ピンなどで試したのですが短くて無理だった。
こんな感じで、長い針で水が出てくる穴をツンツンしたら、すぐに解決したので良かったけど、欲を言えば、2本が並んでついているので、使いにくく、別のが欲しかったなぁと。
事前にチェックを!
お兄さんと夫のおかげさまで、一発合格。
7、合格したら車検証をもらう
晴れて合格したら、車検証と検査標章(車検シール、ステッカー)をもらって終了です!
2023年1月から車検証が変わって、小さくなっていました。
住所など個人情報が載ってないタイプだったので、お!と思ったけど、スマホアプリを入れるてQRコードを読み取れば、全ての情報が誰でも見れるとのこと。
点検整備記録簿を出さないとこうなる
後整備なら記録簿は出さなくても良いのですが、出してないと車検証に「点検整備記録簿なし」と書かれます。
車を売る時に査定金額が下がるそうなので、もしあなたが「次の車検までに車を手放そうかな〜」と考えている場合は、車検前点検して記録簿は提出した方が良いかと。
さらに数ヶ月後に、「ちゃんと後整備しましたよね?」という確認の葉書が届いて、返送しないといけないことも心の片隅に。
離島のユーザー車検は、いくらかかるの?総額は?
まずは、事前に購入した自賠責。
8,750円。(2024年なら7,660円に値下がり。)
これは、沖縄の離島だから安い。
車両によって、金額が変わります。
そして、自動車重量税印紙代。
32,800円。
こちらは、全国統一料金。
車の重さと年数、そしてエコカーなどの減税もあって、値段が変わるよ。
あとは、自動車審査証紙代。
1,400円(今年2024年に受ける場合は、1800円と値上げされている)と、
自動車検査登録印紙代。
400円(こちらも500円に値上げ)。
でした。
さすが離島!
自賠責が激安ですね。
以前は、何十円など用紙代もかかっていましたが、最近はかからなくなったんだ。
ということで以上、宮古島でユーザー車検をする前に知りたかったことでした。
ご参考までに〜
コメント
自賠責、知らないと焦りますね。
助かりました。ありがとうございます。
お力になれて、とても嬉しいです!
こちらこそコメントをしてくださり、ありがとうございました^^