鹿児島の夏の風物詩といえば、そうめん流し!
ということこで、そうめん流し発祥の地『唐船峡』に行ってきたので、アクセス方法や駐車場や予約、メニューや注文のあれこれ等、行く前に知りたかったことを調べてきました。
そんな情報をおすそ分けです。
では、早速
基本情報
- 名称:指宿(いぶすき)市営 唐船峡(とうせんきょう)そうめん流し
- 住所:鹿児島県指宿市開聞十町5967
- TEL:099-332-2143
- 営業時間:年中無休
4、5、6、7、9月 | 10時~15時 |
ゴールデンウィーク 9月土日祝 7月13日〜7月15日 |
10時~17時 |
7月20日〜8月31日 | 10時~19時 |
10、11、12、1、2、3月 | 11時~15時 |
1月1日〜3日 | 10時~15時 |
営業時間はプラス30分。
7月20日~8月31日はプラス1時間。
- 記念スタンプ:なし
- 交通機関:バス
- クレジットカード:使える
- コード決済:PayPay、Alipay
- ポイントカード:なし
アクセス、行き方は?
グーグルマップのナビ通りに行けば、着きます。
道は、中央線がないですが、広めです。
住宅街を通り抜けるので、『この道であっているのかな?』と途中不安になりますが、心配いりません。その道であっています。
駐車場は、無料?
こんな感じで、無料の駐車場があります。
その数なんと470台!
混んでいても、絶対に駐車できますね。
ちなみに駐車場からは、薩摩富士と言われている『開聞岳』も望めます!
『え!?満車だったんだけど』の場合は、こちら。
裏側にも駐車場があるので、ぐる~と回って、そちらに行ってみてください^^
唐船峡には、3つのお店がある
行かないとわからなかったことは、唐船峡には3つのお店があること。
長寿庵
開聞岳側の駐車場を背にして右のお店
お子さん連れに嬉しい、畳の間があるそうめん流しは、こちらの長寿庵さんです。
鱒乃家
更に右にあるお店
こちらは、上記した駐車場ではなく、専用の駐車場があり、お店の前まで車でつけられるようになっています。
歩くのが困難な方には、嬉しい!
『千原ジュニアの田舎でみやげ話を探す旅』で、千原ジュニアさんが行っていたお店が、この鱒乃家さんです。
↑写真は、地図でいう北上した(下から来た)時の道。
ちなみにこの鱒乃家さんが、鹿児島県内や九州などの百貨店やスーパーで見かける『唐船峡めんつゆ』↓を販売しているお店。
指宿市営
中央にあるお店は、指宿市が運営している市営のお店。
そして、左にある入口↓は、市営のエレベーター入口とのこと。
下で全てのお店は繋がっているので、エレベーターで行かれる場合はこちらから。
今回は、一番有名なこの市営の唐船峡に行ってみました。
メニューはどんな感じ?
こんな感じ。
ここには、載っていませんが、そうめんを単品で頼むこともできます。
価格は、700円。
2023年8月1日にちょっと驚くほどの大幅な値上げがあって、、、びっくり。
ちなみに、左下のハーブ焼き定食は、2024年現在終了しています。
冬メニューは?
唐船峡温麺 | 800円 |
ます重 | 1000円 |
ニジマス丼 | 1000円 |
ぜんざい | 410円 |
↑ます重、ニジマス丼には、鯉こく、サラダ、漬物が付きます。
割引クーポンが欲しい!
前は、西郷どん館の半券を持っていけば定食が10%オフになったのですが、現在はなく。。。
でも!
前売り券で10%割引
A定食とB定食のみ、10枚綴りで前売り券が購入できます。
A定食券、18,000円
B定食券、14,400円
メリットは?
1、10%オフになる
2、無期限
3、食券売場に並ばないで良い
夏の土日のお昼時に行くと、ほぼと言って良いほど並んでいるので、並ばなくて良いのは嬉しいですね!
でも、デメリットもあるでしょ!?
デメリットは?
- 購入当日は、利用できない(前はできた)
- 少人数旅行者には向かない
- 家族が少ない転勤族にも向かないかも
鹿児島にずっと住んでいたら『いつか使うから』と買えそうだし、家族や大人数で行く場合はメリットしかないのですが、私のように最大2人で、1、2年で引越す転勤族には、使い切りがちょっと難しいかもです。
デメリットに入ってないけど、単品は並ばないと買えないんじゃないかとお思いのあなた!
大丈夫です!
席に座った後に、『あぁ足りなかった。もっと食べたいな』と思った人用に、追加注文券売機(自販機)があります。
前売り券の販売場所
- 指宿市役所観光課
- 山川・開聞庁舎
- 唐船峡そうめん流し
お店以外でも市役所で購入できるのですが、ご察しの通り、土日は空いていませんのでご注意を。
同一の定食を15人以上で注文すると10%オフ
団体で行くとお得ですが、同じ定食を15人以上って結構ハードルが高い。
予約はできる?
予約は、できる時とできない時があるので、電話でご確認を!
食券購入から注文の仕方まで
初めて行った時に、よくわからず右往左往してしまったので、あなたも私の二の舞にならないように記しておきます。
①、まず、注文する
ここがすごく並ぶ。
②、席を選ぶ
席は、どこがおすすめ?
入って左側が涼しいので、おすすめ!(店員さん談)
そして、席に番号札があるので、その番号を覚えて、
③、食券受付に食券を持って行く
よくわからず、あたふたしたけど、今見たら、食券に書いてありますね^^;
④、水を汲む
飲み物は、セルフなので、その帰りに汲んで帰りましょう。
なぜ汲む?
ここ唐船峡は、湧き水が、潤沢。
そうめん流しの回っている水も、湧き水です。
そんな湧き水が、飲めるようになっています。
だから汲む。
⑤、席で待つ
席で5〜10分程待っていると、配膳してくださるので、美味しく召し上がれ。です。
味は?どんな感じだった?
B定食を食べてみました。
流しそうめん
柔らかめに茹でられています。
つゆは、ご存知の通り、甘め。というか甘いです。
上記した市販の『唐船峡のつゆ』より、こちらの方が甘い気がしました。
ちなみに、このつゆは『50年以上同じ製法で作られ、作り方を知っているのも数人だけ』という秘伝のつゆで、『門外不出』とのこと。
ここでしか味わえない、貴重なつゆです!
マスの塩焼き
甘いつゆのそうめんと塩辛いマスがよく合う!!
ハーブ焼きも気になったのですが、塩焼き正解でした!
でも、今度行く時は、ハーブ焼きを食べてみます^^(2023年からハーブ焼きは冬のみの限定メニューになっていて食べれず。残念。さらに2024年からはハーブ焼きは休止中。)
鯉こく
鯉のお味噌汁ということで、なかなか食べれないお味噌汁ですね!
煮込んだお味噌汁に、生姜が効いていて、鯉の切り身はふわふわでした。
生姜は臭み消しのために入れているそうですが、お味噌汁と生姜合う!
おにぎり
冷たいかと思いきや、温かいおにぎりでした。
何気に嬉しかったです。
行く前に知りたかった、気をつけること
1時間近く待つことも多い
夏の土日のお昼に行くと、結構並んでいます。
時間を外して行くと快適に食べれます!
ちょっと小話
グーグルマップのライブを見ながら(ずっと多かったから)待って、それでも↓多かったから、とりあえず行ってみると、全然混んでなかったです。
なのでライブは、あくまでも目安程度に。
ご参考まで〜
階段を昇り降りするので、結構きつい
思った以上に、急な階段です。
でも、『キツい、ちょっと昇り降りできない』という方用に、
エレベーターもある
右のパイプ椅子、並んでた形跡がありますね。
トイレは、趣がある
ちょっと趣があるので、もしあなたが、私のような神経質ならば、来る前に済ませて来た方がいいかもしれません。
基本的に野外
涼しそうな自然を見ながら、そうめん流しが食べられます。
屋根があるので、雨が降ってきても濡れません。
室内もありますが、夏の間は全開で、冬は暖房が入ります。
ただ、夏の屋外ということは、
蚊がいる
私は、対策して行かなかったら、ものの30分の間に、7か所刺されました。
強力な蚊だったのか、1週間経っても芯が残って痒いです。
こんなの初めて!!
という事で、あなたは必ず対策を!!
虫除けスプレーと、刺された時に使う痒み止めを持って行くことをおすすめします。
定食は、量が多い
女の人は食べきれないかもです。
意外と小食な私は、食べきれなかったので一応、記しておきます。
単品メニューも充実しているので、好きなものを単品でとるのも良いかもです。
そうめんは、1束以上ありそう!
結構高い
と思ってしまうのは、私だけかもしれませんが。
単品のそうめん。700円。
涼しそうだし、雰囲気もあるし、そうめん流れてるし、観光地価格なのかな。
唐船峡について、詳しく知りたい!!
ということで、行く前にいろいろ知って、現地を更に楽しみましょう!
何で唐船峡っていう名前なの?
①ここは昔、深い入り江だった。
その入江から唐(中国)の船が、出入りしていた。
②その土地が、『唐船ヶ迫』と名付けられた。
③そしてその土地名から『唐船峡』と命名された!
他のそうめん流しとは違う!?おすすめポイント
平成の名水百選の1つ
近くの水源では、毎日、10万トンもの量の水が湧いている。
その湧水の温度は、年間通して13℃。
そんな湧き水を惜しげもなく使った流しそうめんが、唐船峡流しそうめんである!
流しそうめん発祥の地
最初(1962年)は、竹桶でつくった流しそうめんをふるまっていた。
今の様なモーターを使った回転式そうめん流し器が登場したのは、開店から8年後。
井上さんが、発明して特許権を町に譲渡したとのことで、井上さんを称えた銅像もございます↓
鯉が食べれる
鯉って通常食べると、泥臭いらしいのですが、ここは上記した湧水で育っているので、泥臭くなく普通の魚の様に食べれるとのこと。
チョウザメが見れる
湧水でチョウザメも養殖されています。
なんで?チョウザメを飼っているの?
キャビアを指宿市の特産品にしようと研究していると!
わさびも栽培
どこにあるのか分かりませんでしたが、育てているそうです。
水の神様も
水の神様が祀られている川上神社や、商売繁盛の神、福蛙様も祀られています。
食べた後にちょっとお散歩してみてはいかがですか?
お土産屋さんもある
懐かしい感じのお土産屋さんもありました。
南国風のアロハ生地の服も、味があるな〜。
そうめん流し器は、市販もされていた!!
びっくり!!
本物が、普通に売っていました。
1つお値段、税込11万5,500円。
鹿児島中央駅の東急ハンズで購入する事ができるので、欲しい方はぜひ!
まとめ
鹿児島と言えば、指宿と言えば、『そうめん流し』なので、ぜひ一度行ってみてください!
行く際は、虫よけ対策を忘れずに!
それでは、良い旅を〜
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