
引っ越し業者との交渉は、駆け引きを繰り返すような「面倒なもの」ではないんです。
「安くしてください!」と、あなたから無理に値切り交渉をする必要もありません。
実は、ちょっとした準備と立ち振る舞いだけで、業者さんの方から「ぜひ、うちでやらせてください!今回は特別に安くしておきますね」と言われるケースが非常に多いのです。
私はこれまでに27回引っ越しをしてきた転勤族ですが、最初の頃は正直、他の人と同じように「安くしてください」と言っていたと思います。
しかし、何度も経験を重ねる中で、ある時から自分から値段の話を一切しなくなりました。
その結果、「この人の引っ越しなら、優先して安く受注したい」と業者さんに思ってもらえるようになり、ここ10年ほどは、相場より安い金額で引っ越しができるようになりました。
※ 特別なスキルは一切不要です。
ただ「知っているか、知らないか」だけの差でした。
もし今あなたが、「面倒な値引き交渉や、業者との駆け引きなんて正直疲れる…」と気が重いなら、安心してください。
この記事で紹介するのは、相手をやり込める方法ではなく、準備さえ整えれば業者さんと「良い協力関係」を築ける、心理的な攻略法です。
※「まだ準備が完璧ではないかも…」と不安な場合は、まずはこちら↓で紹介した攻略手順で、土台を作ってから交渉に臨むことを強くおすすめします。

ここからは、その準備が整った人が「最後に価格を底値まで引き下げる」ための、実践的な交渉術を解説します。
それではさっそく〜
引っ越し交渉の勝敗は「訪問前の準備」で9割決まる
これが一番めんどくさいですよね。
訪問見積もり時は印象が9割|好印象を与える準備
- 荷造りしておく必要はありませんが、綺麗に整理整頓していた方が、好印象です
- また、缶コーヒーや缶ジュースなど、さっと渡せる飲み物を用意しておくのも良いと思います
引っ越し業者に喜ばれる飲み物の選び方【交渉が有利になる】
実は、訪問見積もり時のちょっとした気遣いが、引っ越し業者との交渉を有利に進めるポイントになります。
うちは、いつもコレ↓

沸かしたてのコーヒーや煎れたてのお茶でも良いのですが、繁忙期の引越し業者さんは、訪問見積もりのはしご状態で、出された飲み物で、お腹がちゃぷちゃぷかもしれません。
持ち帰れるようにしておけば、後で喉が渇いた時にも飲めるし、苦手だったとしても、人にあげたりもできるので、喜んでもらえます。
媚と言われればそれまでですが、ちょっとした気遣いで相手が受ける印象が変わってきます。
業者に「安くしてあげたい」と思わせる交渉テクニック
引っ越し業者に「安くしてあげたい」と思わせる交渉の考え方
引っ越し業者との交渉では、担当者さんに「この人なら力になりたい」と思ってもらうことが何より重要です。
たとえば、
- 「お金を払うんだから」、「客でしょ」と上からくる人に力になりたいと思いますか?
- 「できません」「わかりません」「まだ決まっていません」という人に力になりたいと思いますか?
なりたくないですよね。
上記した様に、そんな人は時間通りに梱包してくれなさそうですよね。
あと、してほしいことは自分で言ってはダメ!必ず『相手から言わせること』が大切です。
これは、生きて行く上で覚えておけば得をすることですが、人間って自分から言ったり行動したりしたことは、自分で納得してやっていることなので、ちゃんとするのですが、人から言われるとやる気をなくしてしまいます。
あなたも覚えがありませんか?
幼い頃、親から「勉強しなさい」と言われて、「今からしようと思っていたのに~」とやる気がなくなったこと。
これって、大人になっても大活躍する手法で、対人間だったら、お店でも、不動産屋や引越し業者の方が相手でも同じです。
引っ越し業者との交渉で絶対NGな言葉【安くして下さいは逆効果】
なので、「安くして下さい」というのは、もってのほかです。
思っていても絶対言ったらダメ!
だってどうですか?あなたが業者だったとして言われたら。
「安くしてください」
え~今言おうと思ったのに。なんだか安くしたくなくなったな。しかも、グイグイくるな。後々めんどくさい事になった時に、グイグイ来られたら嫌だな。こんな人の為に責任取りたくないし、う~ん高くしておこう。と思いません?
「安くしておきますね。」と相手から言ってもらわないと、本当に最大限安くはなりません。
これを言わせる為に、あなたがやることは、攻略手順に書いた通り。
これをすることで、相手はあなたに好感を持ち、きちんと荷造りができそうだという引越し業者にとって最高の烙印を押され、力になりたい、安くしてあげようと思ってもらえるのです。
でももし、そこまでしても、相場以下にならないのならば、
相場以下にならない原因
- 会社の最低金額ラインが高い
- その営業の方に力(裁量権)がない
のどちらかなので、深追いせず他の業者に行きましょう。
とはいえ、比較対象となる『基準の価格』がないと、交渉の土台にすら乗れません。
私自身、何度も痛い目を見たからこそ断言しますが、相場の『基準』を持たずに交渉に臨むのは、自ら「高額でもいいです」と言っているのと同じです。
まずは以下のサイトで、今の条件でいくらくらいかかるのか『目安』を確認することから始めてください。
≫ 1分で引越しの概算相場を見てみる(無料)
まずは相場を知ることで、訪問見積もりの際の営業担当者への切り出し方が驚くほどスムーズになりますよ。
見積もり料金が確実に下がる!業者も教えたがらない「神」交渉テクニック
ダンボールは交渉材料になる|自分で用意すると安くなる理由
ダンボールって、地味に高いです。
業者さんが持ってくる見積もりにダンボール無料って書いてあるけど、実は残念ながら無料ではありません。
提示された料金の中にしっかりダンボール代は入っています。
ただ、「ダンボールはいりません」というと、だいたい業者さんは嫌がります。
なぜダンボールを自分で用意すると業者さんは嫌がるの?
- 同じサイズのダンボールなら荷物を運ぶ際やトラックに積む際重ねやすいから
- なにより、当日「やっぱりダンボールが用意できませんでした」といわれたら困るから
業者の方はその経験をもって「ダンボールは、いらなくても同じ値段ですけど」と言われます。
私も何度も言われました。
そこで、「ダンボールはきちんと保管してあります。見てください↓」とダンボールを見せます。

そうするとだいたい安くしてくれます。

大体どの業者でも、8千円~1万円ぐらい安くなったので、ダンボール代って高いですね!
でも裏を返せば、そこまでしないと安くしてくれません。
もし、ダンボールをとっているなら、それを見せて「これがあるからいりません」と言って下さい。
ない場合は、そのままダンボールを業者に用意してもらった方が良いです。
『今決めてくれたら安くします』と言われた時の正しい対応
訪問見積もり時に、『今決めて頂いたら、この価格に!』と必ず言われると思うのですが、その場で決める必要はありません。
後日でも交渉したらその価格以下になることもザラにあるので、焦って決めない方が良いかと。
逃げるフレーズは、『夫(妻)に相談しないと。。。』です。
うちも本当は私が全て決めてるけど、こんな時は、配偶者を盾にうまく逃げましょう。
業者比較で底値を引き出す「断り方の鉄則」
見積もりを出してもらった業者の全てを比較します。
- 希望を聞いてくれて、安いところ。
- 電話対応の人、営業の人が誠実な会社を選んでください。
物が壊れたりした時にちゃんと対応してくれそうかを見極めましょう。
断るだけで安くなることもある|最終交渉のコツ
ここまで徹底的に優良な顧客なら、あなたが「すみません。今回は、別の業者さんに決めました。」とお断りの電話をすると、業者さんは、「いくらでしたか?もっと頑張れるかもしれません。」と、向こうから「安くするから、うちで引っ越ししてよ!」と言われることが多いです。
面倒な駆け引きなど、一切しなくても、言われます。
なので、「もし、ここまで下がったら、こっちの業者にしよう」というような、検討もしていた方が良いかもです。
あなたがまだ複数の業者から見積もりをとっていない場合は、まずは以下から複数の業者に声をかけてみてください。
『比較の数』を揃えるだけで、あなたの交渉カードは一気に強くなります。
ちなみに、一括見積もりサイトは「電話がひっきりなしにかかってくる」というイメージが強いかもしれませんが、SUUMO引越し見積もりなら電話番号を書かないので、自分のペースで交渉を進めることができます。
» SUUMO(スーモ)引越しで効率よく相見積もりを取る
業者が『他社はどうですか?』と聞いてきた時、堂々と『○○社さんは〜。』と言える準備をしておきましょう。
【お守り】訪問見積もり時のチェックリスト
緊張して全部忘れそう!というあなたへ。
スマホのメモ帳に、こちらをコピーしておいてください。
- [ ] 引越し先が決まっている(攻略手順参照)
- [ ] 希望日を第三希望まで決めている(攻略手順参照)
- [ ] 笑顔で挨拶+持ち帰れる飲み物を出す
- [ ] 荷物リストを先に提示し、こちらの「誠実さ」を見せる
- [ ] 「安くしてください」とは言わない(相手から言わせる)
- [ ] ダンボールの有無を伝え、再見積もりを依頼する
- [ ] 「検討します」と言って、その場では即決しない
焦る必要はありません。
これを実行するだけで、業者さんの態度は確実に変わります。
では、検討を祈ります!
※この記事は、転勤に伴う引っ越しを27回経験した転勤族の実体験をもとに書いています。

→賃貸物件の火災保険って、強制なの!?自分で安い保険に入るための断り方(賃貸契約を結ぶ前に知っておきたい保険のこと)

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