
初めての引越し、見積もりをとってみて「思ったより高すぎる!」と驚いたことはありませんか?
ただの事務的な『手順』をなぞるだけでは、引越し料金は安くなりません。
業者に見抜かれる『嫌われる客』のポイントを理解し、正しい手順で準備することこそが、一番の節約術です。
私はこれまで27回の全国引っ越しで、国内大手はほぼ全て、さらに多くの地域密着型業者から見積もりを取り、引っ越しを経験してきました。
最初はトラブルだらけでしたが、その失敗を糧に転勤族としての知恵を蓄積。
今では業者の方に毎回「引越し業界にお勤めだったんですか?熟知されていますね。」と驚かれるほどです。
この記事では、そんな筆者が導き出した『相場以下で引っ越すための攻略手順』を公開します。
(※業者との具体的な交渉テクニックについては、別記事で詳しく紹介しています。)
この方法を知っておけば、初めての引越しでも業者に足元を見られることなく、賢く準備を進めることができます。
それでは一緒に、業者が嫌がる客にならないための「失敗しない攻略手順」を見ていきましょう。
攻略1:住所未定はNG!引っ越し見積もりが「わざと高くなる」業者のホンネ
「まだ引っ越し先は決まってないけど、引っ越しはするのでトラックを押さえておきたい」という気持ちはわかります。
そして、住所が決まってなくても、見積もりは出してもらえます。
が!
この場合引っ越し代が割高になるんです。
なぜなら、ひやかしと思われる&きちんとできない人と思われるからです。
こんな感じで。。。
あなた:「まだ引っ越し先が決まってないけど、見積もりを出してほしくって」
業者:「はい概算でしか出せませんが、よろしいですか?(ひやかしかな?本当に引っ越すかわからないし、直前で予定が変わったとか言われるの嫌だから、(お客さんから)断ってもらうために、見積もり高く出しとこう)」
引っ越し業者さんに聞いた話ですが、『見積もりで○○プレゼント』などのキャンペーンがある時は特に、プレゼント目当てで「まだ決まってないけど、見積もりを出してほしい」というひやかしの方が多いそうで、、
もちろんあなたが本当に引っ越しをすることを私は知っていますが、業者さんは「引っ越し先が決まってない」と言われるとひやかし率の方が高いので、「ひやかしでしょ」っと決めて話を進めてきます。
社宅や宿舎の住所は確定していて、直前まで部屋が決まらない場合は?
良くありますよね。
1週間前でも「もうちょっと待って下さい。」と言われることもあるぐらいで。
この場合は住所はわかっているので、上記にはあたりません。
本当は、階まで分かった方が、『階段がない1階の方が安く』など、値引きしてもらえたりするのですが、ギリギリすぎても引っ越し代は高くなるし、自分自身も落ち着かないので、住所が決まった時点で頼む方が良いと思います。
なので、決めてから、引っ越し業者探しを始めよう!
攻略2:「いつでもいい」は逆効果!日時と条件を明確に伝える
上記した理由と同じですが、引っ越し業者さんは、あいまいを嫌います。
「安い時ならいつでも良いです」と言う方も多いみたいですが、業者さんは今までの経験上「いつでも良いと言いながら、その日はちょっとと言うんだろ。また何度もやり取りしないといけないのか、めんどくさいな~」と思われ、逆に安くなりません。
もし本当にいつでも良いなら、『○月○日~○日までの間なら、いつでも合わせられます。もし安くなる日があれば教えてください』など、
攻略3:譲れない条件を先に決め、交渉の土台を作る
『これだけは譲れない』という希望を決めましょう。
これを最初に決めておくことで、妥協できる所も分かり、後々色んな業者と交渉する時に楽です。
私の譲れない条件は、
・相場以下の料金でしてもらえること
です。
その他に、「養生をしてくれる。」等、今住んでいる部屋の規約で決まっている事もあると思います。
あなたの希望を書き出してみてください。
攻略4:リスト化で「優良客」を演出せよ!荷造り遅延リスクを消す
次にすることは、これです。
一度全ての家具家電を書きだしてみましょう。
大物家具家電はサイズも測っておくと業者さんに伝える時に分かりやすく、好印象です。
ダンボールの数は、アバウトになると思いますが、ダンボール以外の物は全てリストアップして下さい。
大物家具家電
- 冷蔵庫(111.9×58.6×48cm)
- 洗濯機(100.2×56.2×56.8cm)
- ガラステーブル台(160×80×1cm)
ダンボールがないもの
- 扇風機(69×39×16cm)
- ハロゲンヒーター(93×30×12.5cm)
- キャンプ用椅子2脚(19.5×77cm)
- 脚立(93×46cm)
- 衣装ケース2つ(7×54.5×44cm)
- 衣装ケース2つ(29.5×54.5×44cm)
ダンボール10個
面倒ですが、一度やっておけば、次の引っ越しの際は新しく買ったものだけを追加、計測すれば良いし、これをやるだけで、見積もりの価格がガクンと安くなります。
なぜなら・・・引っ越し業者さんが一番嫌な事ってなんだと思います?
逆に私たちがされて、嫌な事ってなんでしょう?
私なら引っ越し当日に時間通りに来てくれない事が一番嫌かも。
赴任までの短い期間で引っ越しをして役所や警察署に手続きをしに行ってと大変な時に、予定していた時間を大幅にづれて待ちぼうけ状態になったら、次の引っ越しの時に業者を選ぶ際、「この会社は、時間にルーズだったから別の所にしよう」と思いますよね?
周りの人に引っ越し業者どこが良い?と聞かれた時も、「あそこはやめといた方が良いよ」と伝え口コミで広まっていく。
ネットでの口コミが最大の広告とも言われる今の時代、ネットに書かれた日には、、、お客さんが減ってしまいます。
つまり、
すなわち、
なんです。
引っ越し業者が来た時には、全て梱包し終わっている状態、あとは運び出して下さい状態になっているお客さんが一番好まれるし、そんな人なら安くしてでも、うちを使って下さいと思うわけです!
なので、見積もりを出す時に、『この人は、ちゃんと時間通りに荷物を梱包してくれるかな?してくれなさそうだったら、高く見積もりを出して、相手(お客さん)から断ってもらおう。』と思うで、きちんとしてます!約束守ります!風味を出したら、値段が安くなるんですよね。
これは、実証済みです。
なので、ここが一番大事!
これは、コロナ禍の引っ越しでも役立ちました↓

攻略5:一括見積もりサイトを賢く使い「本当の相場」を引き出す
さて、やっと業者さんへのアクションを起こします。
何をするにも、相場・適正価格を知るのは大切です。
いろんな業者から見積もりをもらってください。
そこで便利なのが、一括見積もりサイトです。
なぜ一括見積もりサイトを利用した方が良いのか!?
- 相場・適正価格が簡単にわかるから
- 比較サイトから見積もりをお願いしたことは業者ももちろんわかっているので、殿様商売にならず、うちを使って引っ越ししてほしいと思う相手なら、他業者より少しでも安くと見積もりを出してくれるから
個々の引っ越し会社のHPから見積もりするよりは(こちらが何も言わなくても)かなり安くなるので、大変重宝しておりますが、電話が鬼のようにかかってくる。。。。
この電話が憂鬱ですよね。。。
そこで朗報!

私もすごく嫌で調べまくって探した結果、電話番号を書かなくても良い引っ越し比較サイトを見つけました!
そんなとっても嬉しいサイトは、こちらです↓

部屋探しでおなじみのスーモ!


こんな感じで、電話番号は書かなくても大丈夫だよ!
- 住所も市区町村までなど、詳細な個人情報を書かなくて良い
- めんどくさい入力がなく、簡単
- 大手から地域密着型の業者まで、幅広い業者から見積もりがもらえる
- 段ボール無料など、SUUMOだけの特典もあるので、お得
単身引っ越しでも見積もりをもらった方が安くなる
単身の場合でも、電話がめんどくさければ、上記のスーモが良いと思います。
田舎や離島でも引っ越し見積もりをもらう方法
田舎からの引っ越しや、田舎への引っ越しで、「スーモで一括見積もりしてみたけど、引っ越し業者さんが全然いなかった」という経験がありました。

比較ができない。。。
そんな時は、提携業者が一番多い『引越し侍』を利用しています。
ここなら、離島でも奥地でも、今のところは最低3社以上はもらえているので。
一応、営業電話を拒否する方法もある。
その他の業者も知りたいよと言う場合は、「【結論あり】引越し一括見積もり(メタサーチ)は迷ったらこの2社|27回引越した私の選び方」で詳しく比較解説しているので、ご参考までに。
相場を知ることはとても大切なので、必ず一度見積もりを出すことをお勧めします。
よほどへんぴな所に住んでいなければ、この見積もりで、安い業者さんを探し出すことができます。
攻略6:福利厚生や特典は「ダメ元」で最大限活用する
福利厚生を利用した方がお得になることもあるのですが、だいたい引っ越し繁忙期は、割引が効かない事が多いです。
一応探してみて良さそうな所があったら、訪問見積もりに来てもらいます。
もし、一括サイトから見積もりに来てくれた業者の名前が福利厚生の中にあったら、ダメ元で言ってみてください。
「福利厚生でも御社の名前がありました!」って明るく。
意外と「じゃあその分も引いときましょうね」と言ってくれる場合もあるので(経験談)
攻略7:断りの電話で底値を引き出す!業者比較と最終決定の駆け引き
訪問見積もりに来てもらい、交渉する
これが一番めんどくさいですよね。
私が毎回実践している「相場より安くなる方法」を書いたのですが、長くなってしまったため、別記事に移しました。
初めての引っ越しでも実践できるよう、「業者からこう言われたらこう返すシミュレーション」「事前にこれをやっておけば、安くなる方法」「段ボールは用意しておいた方が良い?」「今決めてくれたら、安くしますと言われた時の対処法」「飲み物は用意しておくべきか」など、27回の引っ越しで培った生の情報が満載です。

引っ越し業者を比較して最終決定
見積もりを出してもらった業者の全てを比較します。
- 希望を聞いてくれて、安いところ。
- 電話対応の人、営業の人が誠実な会社を選んでください。
物が壊れたりした時にちゃんと対応してくれそうかを見極めましょう。
見積もりを断る時に料金が下がるケース
ここまで徹底的に優良な顧客なら、あなたが「すみません。今回は、別の業者さんに決めました。」とお断りの電話をすると、業者さんは、「いくらでしたか?もっと頑張れるかもしれません。」と、向こうから「安くするから、うちで引っ越ししてよ!」と言われることが多いです。
面倒な駆け引きなど、一切しなくても、言われます。
なので、「もし、ここまで下がったら、こっちの業者にしよう」というような、検討もしていた方が良いかもです。
【注意】これだけはNG!知り合いに頼んで失敗する理由
知り合いに頼むのは、あまりオススメしません(;_;)
結局高くつくし、物が壊れたりした時、賃貸の部屋が傷ついた時など、すごく気まずくなります。。。(経験談)
私は、部屋の壁紙がビリっと大きなポスターぐらい破られたことと、ガラステーブルを割られたことがあって、、、大丈夫。気にしないで。とは言ったのですが、2人とも、付き合いが疎遠になってしまいました。
いろいろ悲しかったので、業者に頼んだ方が良かったです。
まとめ:賢い引っ越しは、業者の裏側を知ることから始まる
引っ越しも、担当者対あなた、人対人です。
あなたがされて嬉しいことは、相手もされて嬉しいはず。
相手が好感を持ってくれたら、希望を聞いてくれたり、考えていたより安くなったりとトントン拍子にうまくいきます。
引っ越し業者を選ぶだけでも本当に疲れる作業ですが、穏やかな気持ちでがんばってください!
この記事で「業者に好かれる準備」が整ったら、次はいよいよ本番の「値引き交渉」です。
私が27回の引っ越しで培った「業者から提示額を半額まで引き下げるトーク術」と「これだけは言ってはいけないNG行動」を、別記事にまとめました。
ここを読めば、見積もりの最終段階で確実に数万〜数十万万円の差がつきます。

» 27回の実体験!見積もりを相場より安くする交渉術の詳細はこちら
それでは、良い引っ越しを~
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