- どうやって、引っ越し業者を探せばいいのか
- 引っ越し業者選びの負担を、少しでも軽くしたい
- どう交渉すれば、お得に引越しできるのか
を解決!
転勤族である筆者が、25回引っ越しをして、やっとわかった、最善な引っ越し業者の探し方と、安くなる交渉方法を、このページを見てくださったあたなに、こっそりおすそ分けです。
私自身、この方法を使って、毎回相場の半額以下できています!
引越し難民と言われる今でも、有効な方法です!
それでは、さっそく〜
0.引越し先の住所がわかっていること
「まだ引越し先は決まってないけど、引越しはするのでトラックを押さえておきたい」という気持ちはわかります。
そして、住所が決まってなくても、見積もりは出してもらえます。
が!!この場合引越し代が割高になるんです。
なぜなら、ひやかしと思われる&きちんとできない人と思われるからです。
こんな感じで。。。
あなた:「まだ引越し先が決まってないけど、見積もりを出してほしくって」
業者:「はい概算でしか出せませんが、よろしいですか?(ひやかしかな?本当に引越すかわからないし、直前で予定が変わったとか言われるの嫌だから、(お客さんから)断ってもらうために、見積もり高く出しとこう)」
引越し業者さんに聞いた話ですが、『見積もりで○○プレゼント』などのキャンペーンがある時は特に、プレゼント目当てで「まだ決まってないけど、見積もりを出してほしい」というひやかしの方が多いそうで、、
もちろんあなたが本当に引越しをすることを私は知っていますが、業者さんは「引越し先が決まってない」と言われるとひやかし率の方が高いので、「ひやかしでしょ」っと決めて話を進めてきます。
社宅や宿舎の住所は確定していて、直前まで部屋が決まらないという場合はどうでしょう?
良くありますよね。
1週間前でも「もうちょっと待って下さい。」と言われることもあるぐらいで。
この場合は住所はわかっているので、上記にはあたりません。
本当は、階まで分かった方が、『階段がない1階の方が安く』など、値引きしてもらえたりするのですが、ギリギリすぎても引越し代は高くなるし、自分自身も落ち着かないので、住所が決まった時点で頼む方が良いと思います。
なので、決めてから、引越し業者探しを始めよう!
1.引越し日時を決める
上記した理由と同じですが、引越し業者さんは、あいまいを嫌います。
「安い時ならいつでも良いです」と言う方も多いみたいですが、業者さんは今までの経験上「いつでも良いと言いながら、その日はちょっとと言うんだろ。また何度もやり取りしないといけないのか、めんどくさいな~」と思われ、逆に安くなりません。
もし本当にいつでも良いなら、『○月○日~○日までの間なら、いつでも合わせられます。もし安くなる日があれば教えてください』など、
2.譲れない希望を決める
『これだけは譲れない』という希望を決めましょう。
これを最初に決めておくことで、妥協できる所も分かり、後々色んな業者と交渉する時に楽です。
私の譲れない条件は、
・相場以下の料金でしてもらえること
です。
その他に、「養生をしてくれる。」等、今住んでいる部屋の規約で決まっている事もあると思います。
あなたの希望を書き出してみてください。
3.持って行く荷物をリストアップ
次にすることは、これです。
転勤族なら何度も引越しするはず(しているはず)なので、一度全ての家具家電を書きだしてみましょう。
大物家具家電はサイズも測っておくと業者さんに伝える時に分かりやすく、好印象です。
ダンボールの数は、アバウトになると思いますが、ダンボール以外の物は全てリストアップして下さい。
大物家具家電
- 冷蔵庫(111.9×58.6×48cm)
- 洗濯機(100.2×56.2×56.8cm)
- ガラステーブル台(160×80×1cm)
ダンボールがないもの
- 扇風機(69×39×16cm)
- ハロゲンヒーター(93×30×12.5cm)
- キャンプ用椅子2脚(19.5×77cm)
- 脚立(93×46cm)
- 衣装ケース2つ(7×54.5×44cm)
- 衣装ケース2つ(29.5×54.5×44cm)
ダンボール10個
面倒ですが、一度やっておけば、次の転勤の際は新しく買ったものだけを追加、計測すれば良いし、これをやるだけで、見積もりの価格がガクンと安くなります。
なぜなら・・・引越し業者さんが一番嫌な事ってなんだと思います?
逆に私たちがされて、嫌な事ってなんでしょう?
私なら引越し当日に時間通りに来てくれない事が一番嫌かも。
赴任までの短い期間で引越しをして役所や警察署に手続きをしに行ってと大変な時に、予定していた時間を大幅にづれて待ちぼうけ状態になったら、次の転勤時に業者を選ぶ際、この会社は、時間にルーズだったから別の所にしようと思いますよね?
周りの人に引越し業者どこが良い?と聞かれた時も、「あそこはやめといた方が良いよ」と伝え口コミで広まっていく。
ネットでの口コミが最大の広告とも言われる今の時代、ネットに書かれた日には、、、お客さんが減ってしまいます。
つまり、
すなわち、
なんです。
引越し業者が来た時には、全て梱包し終わっている状態、あとは運び出して下さい状態になっているお客さんが一番好まれるし、そんな人なら安くしてでも、うちを使って下さいと思うわけです!
なので、見積もりを出す時に、『この人は、ちゃんと時間通りに荷物を梱包してくれるかな?してくれなさそうだったら、高く見積もりを出して、相手(お客さん)から断ってもらおう。』と思うで、きちんとしてます!約束守ります!風味を出したら、値段が安くなるんですよね。
これは、実証済みです。
なので、ここが一番大事!
【コロナ対策】業者使用でも人と極力接せず引っ越しをする具体的方法
4.引越し比較サイトで見積もりを出し、相場を知る
さて、やっと業者さんへのアクションを起こします。
何をするにも、相場・適正価格を知るのは大切です。
いろんな業者から見積もりをもらってください。
そこで便利なのが、一括見積もりサイトです。
なぜ一括見積もりサイトを利用した方が良いのか!?
- 相場・適正価格が簡単にわかるから
- 比較サイトから見積もりをお願いしたことは業者ももちろんわかっているので、殿様商売にならず、うちを使って引越ししてほしいと思う相手なら、他業者より少しでも安くと見積もりを出してくれるから
個々の引越し会社のHPから見積もりするよりは(こちらが何も言わなくても)かなり安くなるので、大変重宝しておりますが、電話が。。。。
この電話が憂鬱ですよね。。。
そこで朗報!
私もすごく嫌で調べまくって探した結果、電話番号を書かなくても良い引越し比較サイトを見つけました!
そんなとっても嬉しいサイトは、こちらです↓
部屋探しでおなじみのスーモ!
こんな感じで、電話番号は書かなくても大丈夫だよ!
- 住所も市区町村までなど、詳細な個人情報を書かなくて良い
- めんどくさい入力がなく、簡単
- 大手から地域密着型の業者まで、幅広い業者から見積もりがもらえる
- 段ボール無料など、SUUMOだけの特典もあるので、お得
単身でも見積もりを
単身の場合でも、電話がめんどくさければ、上記のスーモが良いと思います。
もし、スーモで見積もりがもらえなかったら
田舎からの引っ越しや、田舎への引っ越しで、「スーモで一括見積もりしてみたけど、引っ越し業者さんが全然いなかった」という経験がありました。
比較ができない。。。
そんな時は、提携業者が一番多い『引越し侍』を利用しています。
ここなら、離島でも奥地でも、今のところは最低3社はもらえているので。
一応、営業電話を拒否する方法もある。
その他の業者も知りたいよと言う場合は、「3分解決!引越し一括見積もり(メタサーチサイト)6社比較【実録】」で詳しく比較解説しているので、ご参考までに。
相場を知ることはとても大切なので、必ず一度見積もりを出すことをお勧めします。
よほどへんぴな所に住んでいなければ、この見積もりで、安い業者さんを探し出すことができます。
5.福利厚生を利用できないか調べ、見積もりを出してもらう
福利厚生を利用した方がお得になることもあるのですが、だいたい引越し繁忙期は、割引が効かない事が多いです。
一応探してみて良さそうな所があったら、訪問見積もりに来てもらいます。
もし、一括サイトから見積もりに来てくれた業者の名前が福利厚生の中にあったら、ダメ元で言ってみてください。
「福利厚生でも御社の名前がありました!」って明るく。
意外と「じゃあその分も引いときましょうね」と言ってくれる場合もあるので(経験談)
6.訪問見積もりに来てもらい、交渉する
これが一番めんどくさいですよね。
- 荷造りしておく必要はありませんが、綺麗に整理整頓していた方が、好印象です
- また、缶コーヒーや缶ジュースなど、さっと渡せる飲み物を用意しておくのも良いと思います
うちは、いつもコレ↓
沸かしたてのコーヒーや煎れたてのお茶でも良いのですが、繁忙期の引越し業者さんは、訪問見積もりのはしご状態で、出された飲み物で、お腹がちゃぷちゃぷかもしれません。
持ち帰れるようにしておけば、後で喉が渇いた時にも飲めるし、苦手だったとしても、人にあげたりもできるので、喜んでもらえます。
媚と言われればそれまでですが、ちょっとした気遣いで相手が受ける印象が変わってきます。
交渉術マル秘テクニック。たったこれだけで、希望の条件・金額に!
たとえば、
- 「お金を払うんだから」、「客でしょ」と上からくる人に力になりたいと思いますか?
- 「できません」「わかりません」「まだ決まっていません」という人に力になりたいと思いますか?
なりたくないですよね。
上記した様に、そんな人は時間通りに梱包してくれなさそうですよね。
あと、してほしいことは自分で言ってはダメ!必ず『相手から言わせること』が大切です。
これは、生きて行く上で覚えておけば得をすることですが、人間って自分から言ったり行動したりしたことは、自分で納得してやっていることなので、ちゃんとするのですが、人から言われるとやる気をなくしてしまいます。
あなたも覚えがありませんか?
幼い頃、親から「勉強しなさい」と言われて、「今からしようと思っていたのに~」とやる気がなくなったこと。
これって、大人になっても大活躍する手法で、対人間だったら、お店でも、不動産屋や引越し業者の方が相手でも同じです。
なので、「安くして下さい」というのは、もってのほかです。
思っていても絶対言ったらダメ!
だってどうですか?あなたが業者だったとして言われたら。
「安くしてください」
え~今言おうと思ったのに。なんだか安くしたくなくなったな。しかも、グイグイくるな。後々めんどくさい事になった時に、グイグイ来られたら嫌だな。こんな人の為に責任取りたくないし、う~ん高くしておこう。と思いません?
「安くしておきますね。」と相手から言ってもらわないと、本当に最大限安くはなりません。
これを言わせる為に、あなたがやることは、上に書いた通り。
これをすることで、相手はあなたに好感を持ち、きちんと荷造りができそうだという引越し業者にとって最高の烙印を押され、力になりたい、安くしてあげようと思ってもらえるのです。
でももし、そこまでしても、相場以下にならないのならば、
相場以下にならない原因
- 会社の最低金額ラインが高い
- その営業の方に力(裁量権)がない
のどちらかなので、深追いせず他の業者に行きましょう。
ダンボールは自分で用意するべきか?
ダンボールって、地味に高いです。
業者さんが持ってくる見積もりにダンボール無料って書いてあるけど、実は残念ながら無料ではありません。
提示された料金の中にしっかりダンボール代は入っています。
ただ、「ダンボールはいりません」というと、だいたい業者さんは嫌がります。
なぜダンボールを自分で用意すると業者さんは嫌がるの?
- 同じサイズのダンボールなら荷物を運ぶ際やトラックに積む際重ねやすいから
- なにより、当日「やっぱりダンボールが用意できませんでした」といわれたら困るから
業者の方はその経験をもって「ダンボールは、いらなくても同じ値段ですけど」と言われます。
私も何度も言われました。
そこで、「ダンボールはきちんと保管してあります。見てください」とダンボールを見せます。
そうするとだいたい安くしてくれます。
大体どの業者でも、8千円~1万円ぐらい安くなったので、ダンボール代って高いですね!
でも裏を返せば、そこまでしないと安くしてくれません。
もし、ダンボールをとっているなら、それを見せて「これがあるからいりません」と言って下さい。
ない場合は、そのままダンボールを業者に用意してもらった方が良いです。
今決めて頂いたら、この価格に!と言われたら
訪問見積もり時に、『今決めて頂いたら、この価格に!』と必ず言われると思うのですが、その場で決める必要はありません。
後日でも交渉したらその価格以下になることもザラにあるので、焦って決めない方が良いかと。
逃げるフレーズは、『夫(妻)に相談しないと。。。』です。
うちも本当は私が全て決めてるけど、こんな時は、配偶者を盾にうまく逃げましょう。
7.比較&決定
見積もりを出してもらった業者の全てを比較します。
- 希望を聞いてくれて、安いところ。
- 電話対応の人、営業の人が誠実な会社を選んでください。
物が壊れたりした時にちゃんと対応してくれそうかを見極めましょう。
断る際に、さらに安くなることも
ここまで徹底的に優良な顧客なら、あなたが「すみません。今回は、別の業者さんに決めました。」とお断りの電話をすると、業者さんは、「いくらでしたか?もっと頑張れるかもしれません。」と、向こうから「安くするから、うちで引っ越ししてよ!」と言われることが多いです。
面倒な駆け引きなど、一切しなくても、言われます。
なので、「もし、ここまで下がったら、こっちの業者にしよう」というような、検討もしていた方が良いかもです。
まとめ
引越しも、担当者対あなた、人対人です。
あなたがされて嬉しいことは、相手もされて嬉しいはず。
相手が好感を持ってくれたら、希望を聞いてくれたり、考えていたより安くなったりとトントン拍子にうまくいきます。
引越し業者を選ぶだけでも本当に疲れる作業ですが、穏やかな気持ちでがんばってください!!
最後に、一つだけ。
知り合いに頼むのは、あまりオススメしません(;_;)
結局高くつくし、物が壊れたりした時、すごく気まずくなります。。。(経験談)
それでは、良い引越しを~
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